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トライアル雇用制度を利用してみましょう

2022-11-25
おはようございます。
発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

実際に就職時の支援で3ヶ月間の『トライアル雇用』制度も活用できます。
支援制度をつかって就職し、特性への理解や配慮を得るために『トライアル雇用』を利用します。3ヶ月間の試行雇用期間に、働き方など職場側と確認・調整するという公的な支援制度です。

職場実習
企業が求職者などに、仕事の実習機会を提供すること。求職者は実際の仕事と同じ作業を体験でき、自分の適性などを把握できます。
雇用契約ではなく、この際は賃金は支払われないことがあります。事前に確認しましょう。

職場体験
企業が学生などに職場を公開し、体験の機会を提供することです。実際の仕事というより、簡易的な体験になることが多いです。職場実習と同じく、賃金は支払われないことがあります。事前に確認しましょう。

トライアル雇用
企業が労働者を原則として3ヶ月間、試行的に雇用する制度です。
有期雇用となり、賃金が支払われます。
企業は期間中に労働者の適正などを確認し、問題がなければ継続雇用をします。

トライアル雇用によってじっくりと本人も企業も準備することができます。
3ヶ月のトライアル期間を設けることで本人と企業それぞれが、業務の調整など、職場環境の準備をじっくりと進めていけます。

また、企業側は一定の要件を満たせば助成金が支給されることもあります。

発達障害の人は一定の条件を満たすと『障がい者トライアル雇用』や『障がい者短時間トライアル雇用』という特別な制度をりようすることもできます。

それらの制度を利用すると、試行雇用期間や1週間の勤務時間などを調整できる場合があります。

利用を希望する場合は、ハローワークや就労支援機関に詳細を問い合わせてみましょう。

3ヶ月のトライアル雇用は、入社3ヶ月間は、試行雇用期間。本人の仕事内容や職場環境などを確認し、企業は本人の適性や能力をみることができます。

本人・企業にとってもトライアル雇用制度はメリットの多い制度です。

ADHDの子との関わりが難しい、働きづらいと悩まれている方、まずは就労支援のNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

本来の力を発揮するポイント

2022-11-18
おはようございます。
発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

就職時の支援の一つとして業務内容や勤務時間の調整について話し合います。
具体的に何をするかというと、相談業務を相談して決めます。

基本的な配慮事項に続いて、具体的な業務についても相談しましょう。
職場のさまざまな仕事のなかから、本人にマッチす流仕事を設定することが重要です。

まず、本人・企業・支援者で、業務の具体的な割り当てについて相談する。
自己紹介の書面なども使いながら、検討していきます。

そして検討の結果にそって、配属先の業務内容、業務量、勤務時間などを調整。
総合的な業務でなく、特性に適した一定の業務を設定します。

発達障害の人には得意不得意があります。
総合的になんでも担当するとなると、難しいこともでてきますが、その人に合った業務であれば、本来の力を発揮できます。

本人のパフォーマンスを最大限に引き出すことで、苦手な作業によって起こるトラブルを未然に防ぐこともできます。

相談を踏まえて業務を割り当てるため基本的には本人が力を発揮しやすい仕事になります。
本人は企業に貢献でき、企業も助かります。

業務量や勤務時間を適度に調整することで、本人が無理をせず、長く働けるようになります。
企業にとっても見通しが立ちます。

本人が担当する業務(確実にできること)が明確に。本人は仕事に集中でき、同僚は仕事を頼みやすくなります。

相談することで本人も企業も働きやすい仕事環境を作ることができます。

ADHDの子との関わりが難しい、働きづらいと悩まれている方、まずは就労支援のNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

書面でアピールしてみよう

2022-11-11
おはようございます。
発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

就職時の支援として
発達の特性や配慮事項をシート形式で共有します。

特性を書面で見せるのです。
環境を調整するためには、その根拠となる情報が必要です。

本人と支援者で相談して、発達障害の特性や環境調整の必要性を書面にまとめ、それを企業にみてもらいます。

例とした書面

ーーーーーーーーーー

〇〇(企業)

氏名△△

発達障害は脳機能の障害です。いくつかの種類があり、私△△は『自閉スペクトラム症』(ASD)という診断を受けています。
自閉スペクトラム症には『臨機応変な対応が苦手』『人の気持ちを読み取るのが難しい』『こだわりが強い』などの特性があり、そのため得意なことと苦手なことがあります。

私の場合、以下のような特性があります。

1得意なこと
・PC作業など、手順の決まっている作業が得意です
・一定の作業に慣れると、集中して取り組むことができます。
・視覚的な指示であれば、理解しやすいです。

2苦手なこと(仕事面)
・口頭での指示を正確に理解することが苦手です
→特に複数の指示が苦手です。一つずつ指示していただけるとよく理解できます。
→自分でメモを取りますが、文字や書面などでも指示いただけると助かります。
→定期的に質問や確認の機会をとっていただけるとたすかります。

・窓口業務など、多くの人と接する仕事が苦手です。
→お客さまに臨機応変に対応することが難しいため、ご配慮いただければ幸いです。
→社内で上司や同僚と相談することは、問題なくできます。

3苦手なこと(生活面)
・初めての場所は緊張します。慣れるまで少し待っていただければたすかります。
・空調の音など、一部の物音が苦手です。
→物音を調整できない環境は、ヘッドホンの使用などを相談させてください。

ーーーーーーーーーー

こういった書面で特性を書き出してみましょう。

効果は、特性や配慮事項を書面で具体的に伝えておくと、その情報が基礎知識として、社内で共有されます。
その後、働くなかで特性について誰になにをどうつたえればいいのか、悩むことが減ります。

発達障害について、同僚の理解を得やすくなり、本人がその都度説明しなくても済みます。
また、配慮が必要と感じた時に相談しやすくなります。新しい仕事にも安心して取りくめます。

情報を書面にまとめておけば、職場で情報共有しやすくなります。
チームで仕事をするときに、全員に特性を理解してもらうことができます。

特に、書面は内容をしぼってかきましょう。

自己紹介の書面には、あれもこれもかこうとしないで、重要なことだけ記載しましょう。
そうすると、情報がシンプルになって伝わりやすくなります。

支援のニーズが強いことをまず理解してもらい、それ以外のことは働きながら少しずつ相談していくようになると、無理なく理解を広げていくことができます。

ADHDの子との関わりが難しい、働きづらいと悩まれている方、まずは就労支援のNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

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環境調整を相談しましょう

2022-11-04
おはようございます。
発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

まず、本人・企業・支援者で環境調整を相談してみましょう。
環境調整とは、発達障害の人の生活環境を、その人の特性に合わせて調整すること。それによって、生活上の支障が起こりにくくなります。
『環境』には、職場のような物理的な環境だけでなく、そこでおこなう仕事の内容や対人環境なども含まれます。

仕事や職場に合わせて、本人の働き方を無理に変えようとしても、発達の特性はなくなりません。
本人も会社・企業側も苦しむことになります。

本人の特性に合わせて、仕事や職場を本人・企業・支援者で、無理のない範囲で調整しましょう。
本人は力を発揮でき、企業も過度の負担を受け入れないようにしましょう。

就労支援の第一段階は、『就職』の支援です。
本人が自分に合った仕事を探して、就職する。
それも重要なステップですが、次の第二段階にも重要な支援があります。

第二段階は、就職した職場で長く働いていくための支援。職場定着の支援です。
この段階では企業にも積極的に関わってもらい、本人・企業・支援者の三者で協力していきます。

本人が持てる力を十分に発揮できるように、働きやすい環境を三者で相談しながら、作っていくのです。
本人と企業の双方にとって適した形を考えていくことが大切です。

環境調整は、継続的に実施していくものです。
就労支援の場合、就職時に本人・企業・支援者で相談して環境調整を図ることが第一歩となります。
その後、成果を定期的に確認しながら、必要に応じて再調整していきます。

就職活動のときや就職が決まったときに、本人・企業・支援者で職場環境の調整を相談しましょう。
本人が力を発揮するために必要なことを三者で検討します。

まずは就職時の支援。
検討の結果を『最初の支援』として就職時に実施する。環境を調整した中で仕事をはじめてみて、その様子を確認します。

さらに、実際に働きはじめてから課題が出てくることもあります。
三者で定期的に集まり、相談し合いましょう。
そして環境を再調整し、また様子を見ていきます。

ADHDの子との関わりが難しい、働きづらいと悩まれている方、まずは就労支援のNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

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発達障害の人の職場定着支援|ケースD

2022-10-31

おはようございます。
発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

発達障害の人によって『就職する』ということも大きな課題ですが、その職場で長く働き続けるということも、同じように大きな課題です。

職場定着のための支援も活用しましょう。

実際相談があったケースDさんをもとにお話ししていきます。

Dさんは現在20代の男性です。大学在学中に地方公務員試験を受け、卒業後は地元の役所に就職。
しかし、事務作業は得意だったものの、窓口業務で利用者様とトラブルになることが多く、精神的に参ってしまい、退職しました。

その後、医療機関にいろいろ相談する中で、ASDの特性があって対人関係が苦手だということが判明しました。医師から就労支援機関を紹介され、支援を受け転職を目指すことにしました。窓口業務のない仕事を探して、実習に参加しはじめました。

Dさんはいくつかの実習をへて、IT企業に事務職として就職。
窓口業務が難しいことを理解してもらうため、発達障害を開示して就職活動をし、障害者雇用で採用されました。

就職先では、さまざまな配慮を受けることができました。
Dさんはパーテーションで区切られたデスクで、対人折衝にわずらわされず、集中して働けるようになりました。

Dさんは転職先に無事定着でき、その後は長く働けています。支援者が定期的に企業を訪問していますが、上司や同僚からの評判も好評です。

このように職場に発達障害を開示することで、特性への理解と配慮を得やすくなります。力を十分に発揮できるようになり、職場定着の可能性が大きくなります。

ADHDの子との関わりが難しい、働きづらいと悩まれている方、まずは就労支援のNPO boisoonにご相談ください。
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