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PTSDについて

2023-07-14











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

最近は全国各地で猛暑日や熱中症アラートが出ていたり、搬送される方も増えています。こまめな水分補給を心がけ規則正しい生活を送りましょう。
また別な地域では豪雨による土砂災害等が起きたりと安定しない日々が続いてますね。災害や浸水被害が想定される地域は早めの判断で避難や防災対策を行いましょう。

PTSDとは?今回はPTSDについてご説明します。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、災害や事故、犯罪被害などの生命の危険を感じる体験をしたり目撃したりしたことがトラウマとなり、その後にフラッシュバックや慢性的な強い緊張・不安などのさまざまな症状が続き生活に支障が出る疾患です。ここでの「トラウマ」は精神医学用語で、本人の対処能力を超える衝撃的な体験によって起こる心の傷を指します。

世界保健機構(WHO)の世界精神保健調査によると、日本に住む人の中で一生のうちにPTSDになる人は1.1~1.6%です。患者の年齢層は幅広く男性よりも女性に多く現れます。またPTSDになる人の多くに、うつ病や不安障害などの別の精神疾患があると言われています。

~PTSDの主な症状~
PTSDには主に4つの症状があり、それが1ヶ月上続きます。

★トラウマになった出来事を繰り返し思い出してしまうー(再体験)
★トラウマに関連する事柄を避けるー(回避)
★否定的な考えやネガティブな感情が浮かぶー(否定的感情と認知)
★神経が過敏になり、常に精神が緊張した状態になるー(覚醒亢進)

その他にも現実感がなくなり夢の中にいるような感覚が続く“解離”と呼ばれる症状や、めまいや不眠、動悸などの身体面の症状があらわれることがあります。

強烈なトラウマ体験の後は、多くの人が不眠や食欲不振、不安や緊張に悩まされます。しかし、これらはすべて自分の心を守るための正常な反応です。ほとんどの人は自然に回復していくため、1ヶ月は様子を見ましょう。
症状が重い場合、数ヶ月経っても回復しない場合は、PTSDである可能性を考えて精神科や心療内科を受診しましょう。

~受けられる可能性がある支援~
PTSDの診断だけでは精神保健福祉手帳(障害者手帳)や障害年金の支給の対象にはなりませんが、その他の精神疾患も発症していれば、これらを受けられる可能性があります。

障害者手帳を取得すると、税金の控除や公共料金の割引などが適用されるほか障害者雇用枠で働けるようになります。疾患があることが明らかになった状態で雇用されるため、体調などへの配慮を受けやすく、無理のない環境で仕事ができるでしょう。なお手帳を取得した場合も職場に提示する義務はなく、必要に応じた使用が可能です。

身近な人がPTSDになったらまずは本人の話に耳を傾け、受けたトラウマや現在の症状のつらさを認めるようにしましょう。また関わる周囲の人自身が無理をしないことも重要です。抱え込まず、専門家や医療のサポートを利用しましょう。

まずはNPO boisoonにご相談ください。私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を全面的に支援しています。

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障害者雇用・通常の雇用の違い

2023-07-07











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
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障害者雇用・通常の雇用(一般雇用)の違いをご説明します。

「障害者雇用」とは?

事業主や自治体などが、障害のある人だけの特別な雇用枠「障害者雇用枠」で障害のある人を雇用することです。
障害のある人が障害のない人と同様に就職しようとしても、不利になってしまう場合があります。そこで、障害のある人が働く機会を得やすくするために設けられているのが障害者雇用枠です。
障害者雇用の対象となるのは原則として、障害者手帳を持っている人です。従来は身体障害のある人と知的障害のある人に限られていましたが、2018年より精神疾患のある人も対象に加わりました。

「通常の雇用」とどう違うの?
障害のある人の中には障害があることを会社に知らせずに、障害のない人と同様の雇用条件で働いている人もいます。
障害者雇用の場合は、障害があることがわかったうえで雇用されるため、障害の特性や体調などへの配慮を受けやすくなります。職場環境が合っていない場合、体調や障害特性に配慮した設備投資をしてもらえる可能性もあります。その反面、通常の雇用に比べると求人の数が少ないなどのデメリットもあります。

★メリット★
障害があることがわかったうえで雇用されるため、職場の人から障害の特性などについての理解を得やすく、体調や職場環境、仕事内容などについても配慮を受けながら働きやすいというメリットがあります。

★デメリット★
障害のある人の中には、自分の障害を伝えず通常の雇用枠で障害のない人と同じ条件で働いている人もいます。障害者雇用に比べると業務内容の幅も広く、キャリアアップの可能性なども高まる傾向が見られます。
一方障害者雇用では、そもそも通常の雇用(一般雇用)に比べ求人の数が少ないのが現状です。そのため、特例子会社なども含め、勤務地が遠くなってしまう可能性があります。
また職場にもよりますが、仕事内容が限られていたり、通常の雇用枠で採用された人と比較すると給与が低かったりすることがあります。

障害のある人にとって障害者雇用は、いくつかある働き方のうちのひとつです。それぞれの働き方のメリットとデメリットを比べながら、自分に合う働き方の形を探してみてください。

また、障害者雇用の求人を探す際は、ハローワークや障害者職業センター、就職サポートを一手に引き受けてくれる就労移行支援なども利用することができます。まずはNPO boisoonにご相談ください。私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を全面的に支援しています。


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発達障害のサイン

2023-06-30











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年代の子と比べて、我が子の発達が遅れていたり、異なる点が見られたりすると、「もしかして発達障害では?」と不安になることがあります。
発達障害がある場合、日常生活で適切な配慮やサポートが必要になります。
発達障害とはどんな障害なのか、基本的な知識と主な症状、発達障害のサインについてご説明していきます。


★発達障害とはどんな障害?
発達障害とは、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。

外見には特に変化がないため、障害があると気付かれにくい一方、日常生活や社会生活を送る上でさまざまな支障をきたすことから、生きづらさを感じる人も少なくありません。発達障害とは、一人ひとり異なる困難があるものだと理解しておくことが大切です。発達障害とは何か、正しい理解と知識を深め、子どもに適したサポートを行いましょう。

★発達障害のサインはある?
発達障害のサインは、障害の種類によって異なります。一例をご紹介します。

【自閉スペクトラム症】
・目を合わせない・指さししない・笑い返さない・後追いしない
・他の子に関心を示さない・言葉の発達に遅れがある・こだわりが強い

【注意欠如・多動症(ADHD)】
・落ち着きがない・じっと座っていられない・授業中に席を離れる
・しゃべりすぎる・順番を待てない

【学習障害(LD)】
・黒板などの文字の読み書きが難しい・簡単な計算ができない

【チック症】
・急に大声を出す・大きなうなり声をあげる
・首を激しく振る・顔を何度も叩く

【吃音】
・「ああああ明日」など、単語の一部を何度も繰り返す
・言葉がつかえてすぐ返事ができない・「ぼーーーくは」など初めの音を引き伸ばす

この他にも、発達障害のサインはいろいろあります。
専門家に相談したり、アドバイスを受けたりしながら、それぞれの障害を正しく理解することで、子どもがストレスを溜めないようサポートしてあげましょう。
子どもが発達障害と診断されると、親は不安な気持ちになりますが、しっかり向き合って対処すれば、日常生活や社会生活に少しずつ適応できるようになります。

生活環境や年齢、障害の程度はさまざまですが、適切な配慮やサポートを行えば、日常生活や社会生活で感じる困難や障壁を軽減することは可能です。
障害の種類に応じて適切なサポートを心がけましょう。

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就労支援とは

2023-06-23











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〜就労移行支援とは〜
「障がいを持つ人の一般就労を支援する」一般企業等への就労を目指す障がいを持つ人に対し、そのために必要な支援をおこなう障害福祉サービスです。障害者総合支援法によって定められています。
具体的には、就労に必要な知識や能力の向上に必要な訓練、生産活動や職場体験などの機会の提供、求職活動に関する支援、障がいの適性に応じた職場の開拓、就職後の職場定着のために必要な相談などをおこないます。サービスの提供期間は原則2年間です。サービスを利用できるのは原則65歳未満ですが、2018年度より65歳以上の方でも一定の要件を満たせば利用できるようになりました。
障害者手帳がない場合でも、支援が必要なことが証明できる書類(障害福祉サービス受給者証や医師の診断書など)があれば利用することができます。また病気や障がいにより外出が困難な場合は、就労支援員などによる利用者宅への訪問やオンラインでのやり取りにより、在宅での支援を受けることも可能です。

▼就労移行支援が利用できる人▼
・一般企業等への就労見込みがあり、またそれを希望する人
・原則18歳〜64歳まで
・対象となる障がい:身体障害、知的障害、精神障害(統合失調症、うつ病、双極性障害、適応障害など)、発達障害(注意欠如・多動性障害、学習障害、アスペルガー症候群、自閉症など)、難病など
※65歳に達する前5年間に障害福祉サービスの支給決定を受けていた者で、65歳に達する前日において就労移行支援の支給決定を受けていた場合は引き続き利用が可能。

『就労支援員』の仕事は、障がいを持つ方や生活保護を受けている方、母子世帯の母親など、就労を希望する方の状況や能力、適性などを見極め、仕事に就くための支援や指導を行います。支援対象となっている方にとって仕事に就くことは、単に収入を得るためではなく、社会との繋がりを持つ、自己実現を図るなど、それぞれ大きな意義も持っているため、きめ細やかなサポートが求められます。

具体的な仕事内容は?
●社会人の基本である挨拶や身だしなみといったビジネスマナーの指導に加え、履歴書の書き方や面接指導など就職活動をサポートします。
●ハローワークや対象者を受け入れてくれる関係機関との連絡調整を行ったり、就労前の職場体験や面接に同行するなど、スムーズに就労できるよう導きます。
●パソコンや印刷、工場、木工や園芸など、支援対象の方の希望や適正に合わせ、就労のための技術指導や訓練指導を行うのも『就労支援員』の大事な仕事です。
●就労後も仕事がしっかり仕定着できるよう見守るのはもちろん、継続に向けて、訪問・相談など支援を行います。

人の役に立つ、誰かに必要とされると実感できる仕事だけにやりがいも大きい仕事です。一人ひとりが抱えている問題はそれぞれ異なるため、支援対象者となる方の能力や個性が最大限に発揮できる就労先を見つけるのは簡単ではありません。それだけに支援対象者の希望が叶い生き生きと働く姿は、仕事のやりがいや充実感・達成感につながっています。

一人だけで困難に立ち向かおうと頑張りすぎず、支援を積極的に受けましょう。

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憂鬱な梅雨時期の対策

2023-06-16











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全国的に梅雨時期になり、気分も落ち込みやすくなっていませんか?
天気や気温、気圧の変動が激しく体調も崩しやすい時期です。毎日の生活リズムを整えて、食事をしっかり摂りましょう。

うつ病になりやすい時期・うつ病の方は調子が悪くなりやすい時期とも言われますが、発達障害の方はどうなのでしょうか。
「いつもと同じ」が安心という発達障害のお子さんにとっては、雨などの天候の変化に対応するのはとても大変なことだと思います。

長靴を履いたり、レインコートを着たり、傘を差していつもより早めの時間に出発したり、健常者にとっては当たり前なことでも、発達障害のお子さんにとっては不安定になる要因の一つです。特に感覚過敏がある場合は雨そのものが辛く、気圧変化で頭痛がしたり、湿気で気分が悪くなったりします。また、服や靴が濡れるのが嫌だったり、レインコートの感触が苦手だったり、体に雨が当たる感覚が辛かったりと雨に付随してさまざまな苦手要素が出てきます。

そして1番心配なのは、雨の日が続くと外遊びができずゲームやテレビに頼りがちになり、睡眠のリズムが崩れて自律神経が乱れたりすることです。
場合によっては寝込んでしまうほどつらい状態になったり、発熱や発疹が出たりとさまざまな不調が起こり体が言うことを聞かない状態になることもあります。

しかし、成長するにつれて少しずつ不調の波が小さくなる場合もあるので、ある程度身体の発達を待つという姿勢も大事かもしれません。
発達障害のお子さんはしっかりと運動をして体幹を鍛え、脳全体の活動量を上げる必要がありますが、この時期は公園に行って外で遊んだり、走り回ったりすることができず、どうしても運動量が下がってしまいます。多動傾向がある場合は、じっとしているのが苦痛でストレスが溜まり、イライラしがちになってしまうこともあります。

この苦手な梅雨時期を乗り切る対策をいくつかご紹介します。

①「いつもと同じ!」にこだわる場合は無理に雨具を使用せず、濡れてしまうのを前提で必ず着替えを持たせるようにする。

②室内でも楽しく運動できるように、体を動かす遊び(体操やビーチボール遊びなど)をするように工夫する。

③早寝早起きを心がけて十分な休息をしっかりとる。

自分たちができる対策を上手く取り入れていくと、自律神経が整って多少は不調が軽減されることが期待できます。
感覚過敏のあるお子さんの場合は、布団や枕・パジャマなどの素材によっても寝つきが変わる場合がありますので、それぞれに合った物を見つけてあげてください。
睡眠がうまくとれなくなると、それによってさまざまな不調が起こりますので、よく眠れるように色々と工夫してみましょう。

「いつもと同じ」ようにはいかないですが、苦手な梅雨時期を少しでも快適に過ごせるように、親子で一番方法を探してみるといいかもしれません。

障害を持つ子との関わりが難しい、発達障害で働きづらいと悩まれている方、まずはNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

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