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障害者手帳について

2023-08-18











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

今回は障害者手帳についてです。
障害者手帳とは、障害のある人が取得できる手帳の総称で、種類や等級が存在します。取得は任意ですが、取得することでさまざまなサービスを受けられ、社会に参加しやすくなるというメリットがあります。

☆障害者手帳には3つの種類がある
障害者手帳には、「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の3つの種類があります。
1. 身体障害者手帳
身体障害者手帳とは、身体障害者福祉法の規定に基づき、身体障害のある人に交付される手帳です。
視覚障害/聴覚又は平衡機能の障害/ 音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害/肢体不自由/心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害/ぼうこう又は直腸の機能の障害/小腸の機能の障害・ 肝臓の機能の障害/ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害
身体障害者手帳の交付の対象となるには、いずれも上記を含む障害が一定以上で永続することが要件とされています。

2. 精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳とは、精神保健福祉法の規定に基づき、精神疾患により生活に支障がある人に交付される手帳です。
交付の対象となる障害の種類には、以下のようなものがあります。
統合失調症/てんかん/うつ病、双極性障害(躁うつ病)などの気分障害/薬物依存症/高次脳機能障害/発達障害(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等)
上記の障害により、生活に制約が出ている場合に交付の対象となります。

3. 療育手帳
療育手帳とは、療育手帳制度に基づき児童相談所または知的障害者更生相談所において、知的障害があると判定された人に交付される手帳です。療育手帳は、子どもの頃に知的障害があることがわかり取得する人が多いですが、大人になってから取得することも可能です。

☆障害者手帳を持つメリット
①就職の際、障害者雇用枠へ応募できる
障害のある人の特別な雇用枠「障害者雇用枠」へ応募することができます。障害者雇用では、症状や体調などへの配慮を受けながら働くことができるほか、就職にあたって利用できる支援制度の幅も広がります。
②料金の割引や助成が受けられる
自治体や事業者により内容が異なりますが、さまざまな料金の割引や助成制度が用意されています。
・医療費の助成(心身障害者医療費助成制度など)
・公共料金や携帯電話料金などの割引
・身体障害者手帳の場合、補装具にかかる費用の助成など
③税金が優遇される
所得税や相続税、贈与税などが優遇されます。これらは国税であるため、全国一律で控除額などが決まっています。また、自動車税や軽自動車税も割引や免除となる場合があります。これらは地方税であるため、各都道府県や市区町村が独自に制度を実施しています。

障害者手帳を持つことでは、さまざまな料金の割引や助成、税金の優遇などが利用できるというメリットがあります。
また、就職のときに障害者雇用制度を利用できるため、働きかたの選択肢も広がります。支援を得て生活や仕事の幅を広げたいとき、障害者手帳を利用することも検討してみてください。

まずはNPO boisoonにご相談ください。私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を全面的に支援しています。

▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

就労移行支援事業所へ問い合わせるときのポイント!

2023-08-10











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。
夏も本番になり、明日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか?水の事故やこの時期は台風などの自然災害にも気をつけましょう。

~就労移行支援事業所へ問い合わせるときのポイントをご紹介します~

「問い合わせはメールでも電話でも大丈夫!」
自分に合いそうな就労移行支援事業所を見つけたら、メールや電話など自分が使いやすい方法で問い合わせてみましょう。
就労移行支援という制度についてまだ知らない人も少なくありません。問い合わせた際も、事業所のスタッフはわかりやすく教えてくれるでしょう。あまり気負わず、気軽な気持ちで事業所に話を聞いてみましょう。
なお、障害福祉サービスの事業所検索サイトからも、必要項目を記入するだけで簡単に問い合わせができます。

「問い合わせ時にはどんな質問をすればいい?」
★利用者の障害種別について
事業所によっては、特定の障害がある人に特化したサポートをしているところと、障害種別問わずに受け入れているところがあります。また、障害種別問わずに受け入れている事業所であっても、利用者の障害種別に偏りがある場合もあります。「同じ障害のある利用者が多いほうがいい」など、気になる場合は問い合わせ時に確認してみましょう。

★その他、気になることがある場合
就職実績や定着実績(就職後に安定して働き続けている人の割合)、スタッフの持つ資格など、通いたい事業所の条件があるときは、その点についても確認してみましょう。ただ、問い合わせのときに全部を聞く必要はありません。事業所見学・体験のときにも聞く時間はあるので、問い合わせの際には焦らなくても大丈夫です。

「見学を申し込む!」
問い合わせで得た情報から「自分に合いそうだな」と感じた事業所があれば、メールや電話で見学を申し込んでみましょう。問い合わせの際に、一緒に見学を申し込むこともできます。

●見学申し込み時に聞かれること
主に、以下のようなことを聞かれます。
・疾患の種類
・障害者手帳の有無
・住んでいる地域
・見学の希望日時

●見学申し込み時に聞いておきたい/伝えておきたいこと
☆事業所までの行き方☆
わからない場合はスタッフが最寄り駅まで迎えに来てくれることもあるので、相談してみましょう。

☆見学時の持ち物や服装☆
持ち物も不要で、自由な服装で見学できます。
気になることや疑問点などがあった場合に記しておけるメモなどを持っておくと便利かもしれません。

☆付き添いの有無☆
不安な場合は、家族や支援者などに付き添ってもらう方法もあります。
この場合は、付き添いの人と一緒に行く旨を伝えておきましょう。

☆体験利用もする場合☆
見学の日にプログラムの体験利用もしたい場合は、当日に体験利用もできるか聞いてみましょう。
体験利用は事業所の利用者とともにプログラムに参加するので、より一層事業所の雰囲気を理解するのに役立ちます。

まずはNPO boisoonにご相談ください。私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を全面的に支援しています。

▶お問い合わせはこちら
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『就労継続支援B型とは?』

2023-08-04











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。
資格取得などもサポートし、さまざまな場を提供することで
生産活動を通して労働の喜びを分かち合いながら社会への参加を実現します。

『就労継続支援B型とは?』
就労継続支援B型は、年齢や体力などの面で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。年齢制限はなく、障害や体調に合わせて自分のペースで働くことができ、就労に関する能力の向上が期待できます。事業所と雇用契約を結ばないため、賃金ではなく、生産物に対する成果報酬の「工賃」が支払われます。

~就労継続支援B型の作業内容って?~
就労継続支援B型の作業内容は事業所によってさまざまです。
主な一例がコチラです。
・農作業・部品加工・データ入力 
・名入れ刺繍などの手工芸・喫茶店での調理
・パンやクッキーなどの製造
・衣類のクリーニング・WEBサイト作成など

~就労継続支援B型の選び方のポイント~
★作業内容は自分に合っているか?
作業内容は事業所ごとに異なるので、どんな作業のどの工程を担当することになるかは、実際に事業所へ見学に行った際に確認するといいです。事業所によっては、数日間の実習を体験させてもらえることもありますので、そこで自分の技能やペースと合っているかをチェックしてみてください。

★体調に合った勤務時間が選べるか?
特性や自身の健康状態によっては、通勤で体力を消耗したり、数時間の勤務でも疲れてしまうことがあります。また、通院の必要がある方もいるでしょう。そういった場合に柔軟に働けるのがB型事業所の特徴です。無理のない範囲での勤務時間・日数を伝えて、どこまで受け入れてもらえるかを相談しましょう。

★事業所の雰囲気はどうか?
仕事を行っている利用者の様子や、利用者をサポートする職員の人数なども、事業所を決める大事なポイントです。忙しすぎたり時間が空きすぎたりすることも利用者にとってはストレスになる場合があります。事業所見学では、自分のペースで働ける雰囲気かどうかも見てみると良いでしょう。

就労継続支援B型の事業所では、一人ひとりの障害や健康状態に合った仕事を行うことができます。雇用契約を結ばない働き方は、一般就労や就労継続支援A型に比べると低い工賃になりやすいと言えますが、その一方で短時間就労など自分のペースを尊重した働き方が可能になるので、継続的な就労の実現につながる側面があります。まずは、主治医や自治体の障害福祉窓口などで相談して、どんな事業所があるのかを調べつつ、自分に合った事業所を探してみるといいと思います。
そして、少しでも気になった方はぜひboisoon(ボイソーン)にお問い合わせください。

▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

ASD(自閉症スペクトラム障害)とは?

2023-07-28











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。
毎日暑い日が続いていますね。夏休みに入りプールや川などの水の事故も増えています。
子どもたちだけは遊ばず、大人が必ず見守り、水分補給をこまめに行い熱中症にも気を付けましょう。

今回はASD(自閉症スペクトラム障害)についてです。
発達障害の一つで、主な症状は以下の2つになります。
・こだわりが強い(興味・関心が限定される、特定の行動を繰り返す)
・対人関係が苦手
自閉症やアスペルガー症候群など含む『広汎性発達障害』と呼ばれていたグループが、現在はASD(自閉症スペクトラム障害)に含まれています。症状や特性の強さや現れ方、それによる困りごとが一人ひとり違うことも特徴です。そのためどんな治療や対処が合うかも一人ひとり違います。


【自分に合った働き方を考える】
長く働き続けるには、自分に適した職種や働き方を選ぶことが大切です。まずは「得意」「苦手」といった自分の特性をよく知る必要があります。自分の得意や興味関心を生かせる職種を選ぶと働きやすくなるでしょう。また「困りごとが生じない環境」「強みを生かせる環境」も大切です。合わない環境で無理を続けると、不安症やうつなどの二次障害のリスクが高まります。

~配慮や理解の得られやすい環境で働く~
一緒に働く人に自分の特性や症状を伝えることで、働きやすくなったり困難が軽減されたりすることもあります。
障害について職場に伝える働き方をオープン就労、伝えない働き方をクローズ就労と言います。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分がどう働きたいかをよく考えてから、伝えるかどうかを決めると良いでしょう。

~障害者雇用制度を利用して働く~
ASDのある人が障害者手帳を取得すると、障害者雇用制度も利用できます。障害への理解を得やすい職場を探しやすくなる、特性への配慮を受けながら働きやすくなる場合も多いようです。特例子会社など求人自体の選択肢が増えることもあります。
障害者雇用の求人はハローワークで探せるほか、障害者雇用専門の求人紹介サービスもあります。自分の合う求人の紹介や就職活動のサポートが期待できるので、選択肢の一つとして検討してみましょう。

~就労支援制度を活用する~
働くためのスキルが不安という場合には、就労支援の活用を検討してみましょう。
障害者手帳がなくても、ASDの診断や自立支援医療の受給などで申請できます。多くの事業所では事前相談や見学が可能です。

ASDは特性の組み合わせや強さ、合併症の有無などによって症状や困りごとの現れ方に個人差があります。現在のところASD自体の治療法はありませんが、症状や困りごとを減らすことはできます。自分の特性をよく理解し、自分に合った環境を作ったり苦手をカバーする対処法を見つけましょう。
一人では解決が難しい場合には、周囲の人の協力や専門家のサポートを得ることも重要です。困ったらぜひ医療機関、発達障害者支援センターや就労支援などの支援機関に相談してみてください。
検討している人はぜひboisoon(ボイソーン)にお問い合わせください。

▶お問い合わせはこちら
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就労支援とは?

2023-07-21












発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

就労支援とは?

障害や疾患、年齢などの理由により働くことに困難がある人を対象に、就職し働き続けていく過程を支援する制度のことです。
今回は、障害や疾患のある人を対象とする就労支援についてのご説明です。

~基本的な就労支援施設の選びかた~

★就労に関する相談をしたいとき
・就労移行支援事業所
・市区町村の福祉担当窓口
・相談支援事業所
・障害者就業・生活支援センター
・地域障害者職業センター

★仕事に必要なスキルを身につけたいとき
・就労移行支援事業所
・ハローワーク
・地域障害者職業センター
・障害者職業能力開発校

★就職するための支援を受けたいとき
・就労移行支援事業所
・ハローワーク
・障害者就業・生活支援センター

★就職後に出てきた課題を解決したいとき
・障害者就業・生活支援センター
・地域障害者職業センター
・就労定着支援を行う各事業所

★就職の全過程の支援を一貫して受けたいとき
・就労移行支援事業所

★働きたいが、一般企業への就職は難しそうなとき
・就労継続支援事業所


ほとんどのニーズに入っている、就労移行支援事業所についてさらにご説明します。

Q.就労移行支援事業所とは?ーーーーーーー

A.一般企業での就労をめざす障害や疾患のある人を対象に、就職前から就職、就職後の職場への定着までの過程を一貫してサポートする福祉サービス「就労移行支援」を提供する事業所です。学校のように通い、ビジネスマナーやパソコントレーニングなどの職業訓練や、面接への対策などの就職活動のサポートなどを受けることができます。就職後には、職場にスムーズに定着するための「就労定着支援」もおこなっています。

Q.サービス内容は?ーーーーーーー

A.下記のステップを踏んで進む事業所が多いです。
1.個人の症状や特性に合った就職までの計画作り:個別支援計画
2.体調管理や仕事に役立つスキルの習得:職業訓練
3.希望や適性を踏まえた企業とのマッチング:職場探し・就職活動
4.就職した後も安定的に働けるようなサポート:就労定着支援

Q.就労移行支援の利用期間は?ーーーーーーー

A.利用期間は最長2年間ですが、自治体の個別審査を経て必要性が認められると、さらに最大1年間延長されることがあります。就労定着支援は就職後に始まるので、就労移行支援の期間には入りません。その一方で、早い場合には数ヶ月で就職、退所する方もおり、利用期間は利用者によって異なります。
就職率や定着率(同じ会社に長く働く割合)も、就労移行支援を利用しなかった場合に比べると高くなっているとのデータもあります。

利用を検討している人はぜひboisoon(ボイソーン)にお問い合わせください。


▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

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