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のび太型ADHDの能力の高め方

2023-06-09











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

ADHDの人でも大きく2つのタイプに別れます。
★のび太型…不注意でぼんやりしているマイペースタイプ
★ジャイアン型…衝動的で我慢できないわがままタイプ

今回はのび太型のADHDの子どもの能力をできるだけ高めれる方法をご紹介いたします。

●言葉の能力を高める
言葉の能力が高くなれば、自分の感情を他人に伝えることもでき、学校の授業も理解しやすくなって、ADHDの子どもにはおおいにプラスになります。
子どもの言葉の能力を伸ばすためには、まずはお子さん自身で本を読めるようになることが大切です。読めるようになっても、本を読み聞かせしましょう。
また言葉を理解する機会が必要です。しりとりやなぞなぞ、カルタなど言葉を使ったゲームで楽しんだり、親子で辞典を引く習慣も良いです。
親が「ダメ」という決まり文句やルールで縛らずに子どもが言葉を話す練習に挑戦しやすい環境を作ってあげましょう。

●スポーツをさせる
のび太型の子どもはスポーツが苦手な子が多くみられます。スポーツは身体にいい影響があり、脳の働きもよくなり集中力を高めれます。
ADHDの子は団体競技よりも個人競技のほうが取り組みやすい傾向があります。しかし、激しくトレーニンングして鍛え直すは普通の子どもにも厳しいことです。
また、スポーツが苦手、嫌いな子には無理にさせず、ストレス発散程度の運動を一緒に行うことをオススメします。

●音楽を流す
家庭で気持ちを和ませるような音楽を静かに流してあげると、子どもの気持ちが安らぐこともあります。
特に片付けなどが苦手で苦手な活動をするときに流すと有効的です。

●学校以外での活動はゆっくり
毎日、塾やお稽古ごとがあるという生活は、ADHDの子どもには忙しすぎでストレスになってしまいます。
友達と遊んだり、ほかの子との交流の楽しさを味わうことも大事です。

●ペットと過ごす環境
ペットと過ごすと心が癒され、お世話をすることで日常生活の習慣ができる子もいます。
親の仕事が増えてもペットを家族に迎え入れる価値やメリットの方が大きいでしょう。

●ゆっくりと自立へ導きましょう
泳ぎを教えるときに、急いで手を離したらおぼれてしまいますが、いつまでも手を離さないままではいつまでたっても泳げるようにはなりません。
少しずつゆっくりと手を離し、自立に導きましょう。

●親戚との交流の場をつくる
祖父母やいとこ、叔父・叔母と頻繁に会うことも大切です。気の置けない人たちの中で緊張感が解放され、のびのびと振る舞うことができる。
遠方でなかなか会えない方は、メールや電話で連絡を取り合うのもいいでしょう。

●ゆっくりと1人で過ごす時間を作らせる
のび太型の子は、集団の中にいると多くの刺激を受け緊張しやすく気疲れします。
十分な休養が取れるよう1人でゆっくり過ごせる時間と環境を作ってあげてください。1人でできる楽しみや趣味を育てるのも大切ですね。

ADHDの子との関わりが難しいと悩まれている方、まずはNPO boisoonにご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。

▶お問い合わせはこちら
http://boisoon.jp/publics/index/5/

タイプ別のお話(ADHD)

2023-06-02











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。
NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

ADHDの人でも大きく2つのタイプに別れます。
★のび太型…不注意でぼんやりしているマイペースタイプ
★ジャイアン型…衝動的で我慢できないわがままタイプ

本日はジャイアン型の子どもに親であるあなたができることをお話ししていきます。ジャイアン型の子どもは『ありがとう』『ごめんなさい』『いいよ』という言葉がつかないことが意外と多いです。

ちょっとしたことにも『ありがとう』と感謝の言葉を言い『いいよ』と言って相手を許すことは友だちと仲良く過ごすための大事な技です。
そして『ごめんなさい』が言えると、トラブルが起きたときも関係を修正しやすいものです。この言葉が言えるかどうかでまわりの見る目も変わってきます。
子どもだけでなく、家族の全員がこんな言葉を日常的に上手に使いこなすよう努力しましょう!

元気に走り回り、危ないことも平気でやるイタズラ好きなジャイアン型の子どもは、のび太型と全く違う意味で育てるのが大変です。お友だちに怪我をさせたり、小さい子を虐めたりして近所に頭を下げて謝ることも多く、両親が大変な思いをしてしまうことも多くあります。子どもがなぜそのような行動をするかがわかっていれば、対応はうまくいくでしょう。乱暴に感情的に怒るのではなく、話し合いや交渉する技術を習得させましょう。気に食わないことがあって、乱暴をしたり怒りをぶちまけたりする前に、数秒間心を落ち着けて言葉で対応したり、話し合いで解決するような訓練を小さいうちから親子で心がけましょう。

対策としては・・
☆十分な運動をさせる☆
ジャイアン型の子どもは活発で、溢れかえるようなエネルギーがあるので、十分に運動させましょう。またスポーツは、子どもの持つ怒りや攻撃性に、適切な吐口を与える働きもあります。

☆おどさない☆
子どもがやるべきことをしないときや、やってはいけないことをしたとき、脅さないようにしましょう。『もう、買ってあげないよ!』と親の権力を見せつけたり『おまわりさんがくるよ!』などと言ったりして外界の威厳を盾にしないようにしましょう。一旦は子どもの気持ちを受けとめることが大切『まだ遊びたいよね』と子どもの気持ちを受け止めてあげた上で、なぜやってはいけないのかを正しくわかりやすく説明しましょう!

☆困難ではあるけども、根気強く子どもをしつけましょう☆
幼いうちから、どのような方針で育てていくかを家族でよく話し合って決め、ルールに基づいて子育てをしましょう。

☆子どもの様子がわかるように、なるべくそばにいましょう☆
子どもが学校から帰る時間にはなるべく家にいて、子どもとできるだけ関わるようにしましょう。忙しい人は、時間を決めて10分だけでも子どもと向き合う時間を大切にしましょう!

『寝る時間になっても寝ない時はどうするか…』など日常的に起こる問題の対応を考えておくのも対策の一つです。『まあ、今日はいっか!』などと特別なことはせず継続することがとても大切です。続けることが1番のポイントです。

ADHDの子との関わりが難しいと悩まれている方、まずはNPO boisoonにご相談ください。私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を全面的に支援しています。

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大人の発達障害

2023-05-26











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

最近は大人の発達障害について話題になっています。

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大人になって発達障害に気がつくのはなぜ?
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発達障害は、自閉スペクトラム症(広汎性発達障害)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害、チック症、吃音など、生まれつきみられる脳の発達の違いによるものです。発達障害のある人は、脳機能の発達がアンバランスであるため、行動や態度に様々な特性が現れます。保護者の育て方や、本人のやる気、努力不足などにより起因するものではありません。

発達障害は生まれながらの脳の働き方の違いなので、「大人になってから発達障害になる」というわけではありません。多くの場合、発達障害の特性はこどもの頃から現れますが、その頃は、その特性を個性の一つとして捉えられたり、周囲からフォローされたりするため、本人も周囲の人も発達障害と気づかずに大人になることも少なくありません。しかし、進学や就職で社会に出ると、人間関係は複雑になり、様々な人とコミュニケーションをとることになります。また、相手の表情からすべきことを察したり、周囲に合わせて行動したり、仕事を計画的に進行するなど社会性を要求されます。このようなときに、潜在的に持っていた発達障害の特性が浮かび上がってきて、人間関係や仕事でつまずいてしまい、そのとき初めて発達障害に気づくケースがあります。

発達障害の特性は、環境との相互作用によって欠点になることも長所になることもあります。苦手なことは工夫することによって生きやすくなることもありますし、得意なことで大きな力を発揮する人も少なくありません。まずは、発達障害のある人もその周囲の人も、発達障害について正しく理解することから始めましょう!


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発達障害かなと思ったときの相談先は?
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発達障害の特性から生活や仕事の中でつまずいたり、困難が続いて生きづらさを感じたりして、ストレス状態が続くと、抑うつ的になったり突発的にパニック状態になるなどの症状が出現してしまうおそれがあります。「自分は他の人とちょっと違うかも?」とか「もしかしたら発達障害なのかもしれない。。。」と思ったときは、ひとりで抱え込まずに、まずは、専門の相談窓口や医療機関へ相談しましょう大人の発達障害の検査や診断は、「精神科」又は「心療内科」で行っています。お近くの「精神科」「心療内科」のある医療機関を調べ、発達障害の診断を行っているかどうか問い合わせてみてください。

相談することで、専門家による困りごとの相談やサポート、行政による就職や就労について支援を受けられます。
発達障害の特性をもっていても、早めに自身の特性に気づき、ちょっとした工夫を行ったり、その特性を周囲に伝えて支援を受けたりすることで、気持ちが楽になったり、自分らしくスムーズに社会生活を送れるかもしれません。

私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を
全面的に支援しています。

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〜高機能広汎性発達障害の人に向く仕事・向かない仕事〜

2023-05-19











発達障がいの人への就労支援をサポートしますboisoon(ボイソーン)です。

NPO boisoonでは、障がいを持つ方々が自らの能力を最大限に活かし
自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

前回に引き続き高機能広汎性発達障害についてです。

学生時代はコミュニケーションに問題があったり、読み書きや計算が苦手だったりした高機能広汎性発達障害の方でも、大人になって適職に就いて活躍している人が沢山います。
その一方で、一流といわれる大学を卒業したのに転職を繰り返したり、仕事を辞めてひきこもり状態になる人もいます。

長続きしないのは、自分の適性に合わない仕事を選んでしまったからにほかなりません。
高機能広汎性発達障害の症状の1つであるコミュニケ―ション能力の弱い人が、営業や接客の職業に就くと、自分では一生懸命努力しているつもりでも成果が上がらず、結局仕事を辞めることになってしまいます。

しかし、それが高機能広汎性発達障害の特性ですから、自分の努力不足だと自己評価を下げる必要はありません。
高機能広汎性発達障害の方は「この仕事は自分に合わない」「この会社とは縁がなかった」と気持ちを切り替えることがとても大切です。
そして、自分の得意なこと、できることは何かを考えて、焦らずにゆっくり仕事を選ぶようにしましょう。

~高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)の人に向く仕事・向かない仕事~
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高機能広汎性発達障害の方に向く仕事
「コミュニケーションをあまり必要としない職業」
・事務
・技術者
・研究者
・校正者
・楽器の調律師
・コンピュータープログラマー
・データ入力
・書類管理
・在庫管理 など…
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高機能広汎性発達障害の方に向かない仕事
「複数の作業をスピーディーに処理しなければならない職業」
・営業職
・経理事務
・教師
・料理人
・レジ係
・受付係
・旅行会社の添乗員
・ウエイター・ウエイトレス
・コールセンター(電話代行)のオペレーター など…
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高機能広汎性発達障害の方でも自分の適性にマッチした仕事を選ぶことができれば転職を繰り返すことも少ないのですが、適性を見極めるのは口で言うほど簡単なことではありません。
どんな仕事が向いているかわからないという高機能広汎性発達障害の方は、「就労移行支援」という制度を積極的に利用することをおすすめします。

私たちは、障がいを持つ一人ひとりの社会参加を
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高機能広汎性発達障害

2023-05-12











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自立した質の高い生活を送ることができるように支援しております。

春の大型連休も過ぎ、五月病になっていませんか?ストレスを溜めないことが大切です。
上手に気分転換できるように、日頃からご自分に合ったストレス対処法を多く身につけておきましょう。

今回は高機能広汎性発達障害についてのお話です。

広汎性発達障害とは、自閉症やアスペルガー症候群、その他の自閉症性疾患の総称です。その中で知的障害を伴わないものを高機能広汎性発達障害といいます。
自閉症には、知的障害と言語の発達の遅れがある典型的な自閉症と、知的障害はないが言語の発達の遅れが見られる高機能自閉症があります。
アスペルガー症候群は、知的障害も言語の発達の遅れも認められないものの、社会性の面などで高機能自閉症と共通する特性を示すものです。

高機能自閉症とアスペルガー症候群の違いは?

最近では、高機能自閉症とアスペルガー症候群を区別するかどうかで医学界でも意見が分かれています。なぜなら、どちらの障害も特徴がよく似ているだけでなく、症状や起因する原因もほとんど同じだからです。自閉症の症状は幼少期に洗われることが多いのですが、高機能自閉症の場合、乳幼児期に言葉の遅れが現れたとしても、知的発達の遅れはない場合があります。そうなると、成長に伴って言語能力が身につくので、この時点では症状としてはアスペルガー症候群と変わらないケースも存在します。こういった観点からも、高機能自閉症とアスペルガー症候群を区別しない考え方が強まっているのです。

このように、自閉症・高機能自閉症とアスペルガー症候群は重なる部分、考え方が多いことから、知的障害があるかないか、言語発達能力が高いか低いかで分けるのではなく、これらをまとめて「自閉症スペクトラム」として位置づける考え方が主流になっています。スペクトラムとは「連続体」という意味です。

世界的な診断基準であるアメリカ精神医学会の「DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)」でも「広汎性発達障害」というカテゴリーはなくなり、「アスペルガー症候群」という診断名も消え、「自閉症スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)」という1つの診断名に統合されました。

日本では、発達障害の診断にはDSM-5のほかに、WHO(世界保健機関)が作成した「ICD-10(国際疾病分類第10版)」も用いられており、ICD-10を採用している医師は、「アスペルガー症候群」や「広汎性発達障害」「自閉症」という診断名を使う場合があります。

そのため、A病院では「自閉症スペクトラム」と診断された人が、Bクリニックでは「高機能広汎性発達障害」と診断されるということがあり得ます。それは誤診というわけではありませんので、診断名にはあまりこだわらないようにしましょう。
大事なのは、自分にはどんな特性があるかを認識し、どのような過ごし方をすれば今より生きやすくなるかということに目を向けることです。

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